【お客様のプロフィール】
施設名:住宅型有料老人ホーム悠久の丘万葉 |
利用者数:39名 |
目的・用途:手拭き・下の清拭 |
ロール紙の種類:薄手タイプ(DTR-65) 厚手タイプ(DTR-300) |
カットの長さ:24cm・30cm |
水量:2〜3 |
使用台数:3台 |
(インタビュー実施:2020年8月)
今回ご紹介するのは、住宅型有料老人ホーム悠久の丘万葉様の導入事例です。悠久の丘万葉様の施設の特徴は、周辺が緑に囲まれており、雄大な自然が広がっているので、外で日光浴を楽しんでいただいたり、四季折々に装いを変える美しい景色を1年中眺めることができるというところです。
また、おひとりおひとりにより手厚い介護環境を整えるために、少人数制を採用し、介護職員の配置にも配慮し、できる限りおひとりずつに目が届くような環境を作っている施設様です。
そして今回は、施設長の芦刈様より、プールスを導入することで、以前よりかなり負担になっていた「準備・片付けの手間」の問題をどのように解決したのかを伺いました。
準備・片付け作業に時間を取られていました。
当施設では以前、施設内で布タオルを準備し、使用後は施設内で洗濯していました。
日中のケアプログラムが終わった後、手拭き用・下の清拭用を別々にハイター消毒し、その後、夜勤の職員が夜中に、それぞれ専用の洗濯機で洗濯をします。それぞれ1回では終わらず、3回・4回と洗濯機を回す必要がありました。
ハイターに浸ける時間・洗濯をする時間は1時間半ほどかかっていました。それに加え、介助後の片付けの時間も合わせれば、準備・片付けだけに合計2時間前後は費やされていました。
この作業が毎日繰り返されていたので、日々の業務の一つだとしても、人手の少ない現場ではか大きな負担になっており、実際現場からも不満の声が上がってきてました。
【導入前に抱えていた問題】
問題①準備・片付けの労力 | 問題②サービス品質の低下 |
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・1日平均300枚の布おしぼりを使用 ・毎日の洗濯・乾燥の作業の手間 ・人手が足りていなかった | ・タオルの準備・片付けに人手がとられると、利用者さんへのケアやサービスが手薄になる。 ・サービス品質の低下につながる。 |
食堂と洗濯室に、プールスを3台導入。
紙おしぼりを導入するにあたり、「サイズは大丈夫なのか。」「厚みは十分あるのだろうか。」「温かくてもすぐ冷めてしまわないか。」といった不安がありました。
まずは無料お試しをさせていただき、職員の意見を聞きました。サイズは本体で調節可能で、「用途に応じてサイズを調節できるのがいい。」「思ったより厚みがありしっかりしている。」「おしぼりを出してもしばらく温かく利用者さんにも好評。」との意見でした。
こういった意見のおかげで、思いのほか導入への運びはスムーズでした。
現在、食堂に1台、洗濯室に各1台ずつの計3台を設置しております。
準備・片付けの時間が10分の1以下に。
今まで1日の洗濯・片付けの時間が2時間くらいはかかっていたのですが、プールスを導入したことによってその時間は15分以下に短縮されました。使用後は可燃ごみとして捨てられるので、手拭きは、使用後そのままゴミ箱へ、下の清拭は、介助後紙オムツと一緒に廃棄できるので、紙オムツと布タオルを仕分けていた作業がなくなりました。
1日で見ても1時間半以上の時間を短縮できたわけですから、年間で換算してもかなりの時間を他の業務に回せていることになります。
目に見えない人件費を大幅にカットすることができました。
以前は、施設内でタオルを洗濯して使ってましたので、プールスを導入することにで、清拭タオル・おしぼりの費用(コスト)は正直増えました。しかし、準備・片付けの作業に複数名で数時間かけていたので、時給換算すると「見えない費用」は相当掛かっていたと思っています。その点では、プールスを導入したことで、人件費カットに大きくつながっているため、コスト以上に多くのメリットがあったのではないかと考えてます。
さらに、業務効率化されたことで、職員たちが利用者さんと過ごせる時間が増え、利用者さんからも嬉しい声がたくさん届くようになりました。プールスの導入を早い段階で決めてよかったです。当施設のモットーでもある「住みよい環境づくり」という点にも、大きく貢献してくれています。