【お客様のプロフィール】

施設名:デイハウスきらきら
利用者数:36名
目的・用途:清拭(手拭き)
ロール紙の種類:厚手タイプ(DTR-300)
カットの長さ:24・30cm(18cm)
水量:2〜3
使用台数:1台

(インタビュー実施:2020年7月)

今回ご紹介するのは、デイハウスきらきら様の導入事例です。きらきら様の施設では、美味しくヘルシーな手作りの昼食とおやつが提供され、また脳トレ」「健康体操などの日替わりレクリエーションが開かれ、いつも和気あいあいとした雰囲気で笑顔が絶えず、皆様仲良く楽しそうに過ごされてらっしゃいます。

また、きらきら様の特徴としては、多数のアジア系外国人の利用者様が入居しており、とってもグローバルな施設様です。

そして今回は、現場をまとめられている西野様より、プールスを導入することにより、以前より気になっていた施設の問題をどう改善できたかをお話いただきました。

汚れ・ニオイが残ったタオルの検品作業が負担に。

当施設では以前、個包装タイプの布タオルを使っており、おしぼり業者が週に1回、回収・納品に来てくれるという流れでした。

ただ、利用者さんの体の清拭をしているときに、利用者さんの中には「おしぼりに残った臭いがどうしても気になる」という敏感な方もいらっしゃったりするため、スタッフが使用前におしぼり1つ1つ検品する必要がありました。

それでも、利用者さんのケアに入る前に、職員がおしぼりを包装から出す際に、黄ばみ汚れが残っていたり、おしぼりを広げた時にニオイ残りがあることがありました。

しっかりと洗浄・消毒していても、どうしても何枚かは、汚れが残ってたり、臭いが残ってしまいます。それはしょうがないことだと思いますが、布おしぼりの検品や仕分けの負担を減らすため、当施設では、より簡単な使い捨てタイプに変更することを決めました。

【導入前に抱えていた問題】

問題①おしぼりの汚れ・ニオイ問題②おしぼりの分別
しっかりと洗浄・消毒してから納品してもらっていても、黄ばみ汚れなどが残り「ちゃんと洗っているのか」「前回このおしぼりはどのように使われたのだろう?」という指摘が入る。

ニオイに関しても、悪臭が残っていることがあり、スタッフの検品だけでは防ぎきれないと判断。
汚れ・ニオイのあるおしぼりが混ざっていると、クレームにつながるため、利用者さんに提供しないように、職員が使用する前に検品をする手間があった。

使用後の布おしぼりは、業者に返却する必要があったため、他のモノと混ざらないように分別するという作業があった。

紙タオルを使うことに、最初は不安がありました。

わたしたちの施設では、今まで布のタオル以外で、利用者さんの体や陰部を拭いてきたことがなかったため、はじめは「紙タオルで十分か?」「体への負担はないか?」など不安がとてもありました。そのため、まずは紙おしぼりの無料サンプルをお願いしたところ、快くサンプルを送っていただけました。

「紙」と聞いていたので、薄いものを想像していましたが、実際は思ったより全然厚みがあり、しっかりしていました。スタッフはもちろん、利用者様からも丈夫だし使いやすいとの声があり、それに加え、何と言っても毎回、新品で清潔なもので拭けるという安心感でプールス導入を決めました。

■プールス導入で感じたメリット

・何よりも衛生面に尽きる。
・紙なのに生地に厚みがあり、しっかりと拭ける。
・生地が丈夫で、長さ調節ができ、洗剤やアルコールを浸透させテーブルや手すりの清掃等、用途によってサイズを変えて使用できる。
・本体が縦型だから場所を取らず良い。

利用者さんから、予想以上に反響があった。

もともと清拭用のタオルとしてプールスを導入したのですが、利用者さんからも職員からも思ったより好評で、現在では食事の際のお手拭きとしても使っています。

利用者さんの中には、食事の後、余分に数枚おしぼりがほしいという方もいて、何に使っているか伺ったところ、部屋のテーブルやベッドを拭いたりと掃除に使っているそうです。

その際は、除菌液が浸透しているとは言え雑菌繁殖リスクもあるので、必ず当日中の使用をお願いし使ってもらっています。

コーヒーマシーンの横に設置
清拭以外に、お手拭きにも使用
お手拭きはトレーを使って提供

このように、想定していなかった場面でも活躍してくれて、利用者さん・職員共々とても満足しています。職員たちも、施設内の手すり介護用品をアルコールで消毒する際の拭き取りに使っています。

いまでは、皆使い勝手の良さに、自動おしぼり機プールスを導入したことを喜んでおります。