鹿児島県の障害者支援施設のお客様の事例

【お客様のプロフィール】

業種:障害者支援施設
利用者数:60名
目的・用途:手拭き
ロール紙の種類:薄手タイプ(DTR-65)
カットの長さ:18cm
水量:2
使用台数:1台

(インタビュー実施:2020年7月)

今回ご紹介するお客様は、食事や入浴・排泄等が難しい方の生活をサポートする障害者支援施設様です。職員の方は「身体障害者の方へのサービスをどう充実させるか」を第一に考えて働かれています。

プールスを食堂に1台設置して、食事の際の手拭きとしてご使用いただいております。施設の備品管理を担当されている木村様よりお話を伺いました。

「他人が使ったものを使いたくない」という不満の声が多々ありました。

当施設では、今まで布おしぼりを施設内で、ハイター消毒・洗濯・乾燥したものを濡らし、巻いてからタオルウォーマーに入れる、という使い方をしていました。

その布おしぼりを食事の際の手拭きとして使っていましたが、利用者さんの中で、「おしぼりが臭い」「他の人が触ったものを使いたくない」という声がよく出ていました。

また障害度の高い利用者さんは、食事の際におしぼりを口に入れてしまうことがあったり、口を拭くときに鼻も一緒に拭き取るので、それを見た他の利用者さんやご家族の方から、「不衛生ではないか」「各利用者別におしぼりを分けてほしい」との意見も寄せられてました。

衛生面の不安や感染症のリスクも考え、使い捨てタイプへの変更を決めました。

導入前に抱えていた問題

問題① タオルに残った臭い

食事の際に布おしぼりを出したときに、「少し臭う」と言われることがあった。時にははっきりと、「臭いから使いたくない」と言われることもあった。

問題②リサイクル品に対する抵抗意識

使ったものを繰り返し洗濯し、職員の手で巻いて提供していることに対して「他の人が使ったものを使いたくない」「手で巻かないでほしい」との不満の声があった。

導入を決めたのは利用者さんの満足度でした。

使い捨ての紙おしぼりへの切り替えを検討する際、今まで使ったことがなかったので、どういったものなのか確かめるために無料お試しを利用させてもらいました。実際に施設内で使ってみて、利用者さんからは「清潔でこれならいい」「丈夫で紙っぽくない」となかなか良い反応が返ってきました。

職員たちからも、「利用者さんが、思いっきり口や鼻を拭いても気をつかわなくていい」「施設内での準備と片づけの手間がないのも、すごく助かる」との声が出ていて、利用者さん、職員、どちらにもとても好評だったのでプールスの導入を決めました。

施設内の雰囲気が良くなりました!

プールス導入前までは、衛生面に敏感な利用者さんやそのご家族の方から、おしぼりを使い回すことに関して、衛生面のご指摘を受けることがありました。時には利用者さん同士で軽い揉め事になる、というようなこともありました。

しかし、プールスを導入したことで、おしぼりの衛生面について不満を言う利用者さんがいなくなりました。それに、洗濯作業がなくなったことで職員の負担も大幅に減り、その分利用者さんへのサービスへ力を入れられるようになりました。

施設内の雰囲気が総合的に良くなったと感じています。プールスに切り替えて本当に良かったと思います。