病院・介護施設でインフルエンザの患者さんの使用していた部屋を、あなたの職場ではどのような感染対策を行っていますか?

インフルエンザやノロなどの感染症のウイルスは、ホコリなどに付着し、室内の至る場所に潜んでいる可能性があります。そのため、感染者が使用していた部屋は、インフルエンザやノロウイルス対策できるカンファスイでの除菌がおすすめです。

対策方法①空間の除菌(濃度 100ppm)

空間を除菌するには、超音波式噴霧器ecolloe(えこる)を用いてカンファスイを噴霧するのが効果的です。ハセッパー技研が行った試験では 、20 分間の噴霧でインフルエンザウイルスを大幅に不活化できることが分かっています。

そのため噴霧時間は 20 分以上行い、実施 中は扉をすべて閉め、外部に霧が逃げないようにします。また霧が行き渡るようにする ために床面より 1m 以上かつ天井が濡れない高さに噴霧器を置くとより効果的です。

次亜塩素酸 超音波式噴霧器 ecolle(えこる)

推奨濃度: 100ppm

対策方法②身の周りの除菌(濃度100~200ppm)

ドアノブ・手すり・カーテン・冷蔵庫・寝具などにスプレー

手で触れやすい箇所の除菌には、ピンポイントで除菌できるスプレー式のカンファスイが効果的です。寝具はもちろん、それ以外に感染者が触れた可能性のある場所には必ずスプレーしてください。(例えば、手すり、ドアノブ、カーテン、冷蔵庫など)

インフルエンザウイルスに比べ、ノロウイルスの方が遥かに環境への生存力が強いため、ノロウイルス患者の場合にはより徹底的に行ってください。

スプレーしたあとは水として残ってしまうため、スプレー後 2-3分おいた後に、清潔な布、またはカンファスイを染み込ませた布等で吹き上げていただいて問題はございません。

次亜塩素酸 スプレー式(カンファスイ)

推奨濃度: 100~200ppm

【注意!】床や靴裏にも、ウイルスが潜んでいる可能性が…

また、床面にウイルスが残っている場合があり、靴に付着したウイルスを人が運んでしまうリスクも考えられます。そのため、床もカンファスイで掃除しましょう。
カンファ水を染み込ませたモップで床面を丁寧に拭きます。また掃除した部屋を出るときには、靴底もカンファスイで清潔にできるとより安心です。

寝具を除菌する方法ついて

布団や枕については、スプレーするだけでは表面上のウイルスにのみしか効果は期待できないため、直接カンファスイに漬け込み、天日干しや乾燥機等で乾かしてください。

※濃度の高いカンファスイに⾧時間漬け込んだ場合に多少色落ちする場合がございます。しかし次亜塩素酸ナトリウムが主成分のハイター等に比べたら色落ちの度合いはとても低いです。

ノロウイルスは環境生存率が高いため、カンファスイが接触できない布団や枕の内側に 3 週間以上も生存する可能性も考えられます。リスクを完全に取り除きたいという方には、寝具専門のクリーニング業者へ消毒を依頼することをオススメいたします。

その他ご不明点がございましたら、お気軽に電話・メール等にてお問い合わせください。